紫の上

みな渡りまいりしはじめは
などかさしもあおもみならむと思ひしかど
見たてまつり馴るゝまゝ をに
なつかしうおかしき御ありさま
まめや ふかかなる御心ばへも
思ひやり深うあはれなれば
ちまかで散るもなし
紫の上

桐壺

いずれの御時にか
にょうごこういあまたさぶらいたまいける中に
いとやんごとなききわにはあらぬが
すぐれて時めきたまうありけり
桐壺

夕顔

人のけはひいとあさましくやはらかにおほどきて
もの深く重き方はおくれて
ひたぶるに若びたるものから
世をまだ知らぬにもあらず
夕顔

ブログ

着物を中心に、和の世界で起こる様々な出来事への感想やら、こころに浮かんだどうということもないことを書き綴っています。